修善寺のもみじ林、12月でも大丈夫?

相変わらず行き当たりばったりの休日ドライブです。

「今日はどうすんのよ?」
「しばらく山ちゃんとこの仕事で土日塞がってたからねー」
「ほんで?」
「仕事も一段落したし、紅葉を観に行ってないから行こか」
「もう遅いんじゃない?」

たぶん無理だろうなと思いながら「行くだけ行ってみようよ」ってことになり、お茶とみかんを持って車に乗り込む。
濃く深い青空に高い高いところに見える雲。
天候は申し分ない。

「どこにしよか」
「伊豆の紅葉って言えば、修善寺が有名じゃない?」
「修善寺自然公園に『もみじ林』てのがあるってWEBで見たことある」
「そこ行ってみよっ」
「また鹿に会うかもね」

走ること1時間ちょい。
ちょうどお昼頃に自然公園の駐車場に到着。
パーキングは無料のようで助かる。
しかし入り口から観た感じでもう散ってしまっているのがわかる。

すでにもみじは落葉していた
やっぱり遅かったね

それでも散歩がてら歩こうってことで自然公園に入る。
程よいサイズの自然公園で1時間もあれば一周できる広さだ。
クソでかい(失礼)自然公園だと全然楽しめないこともあるけど、このサイズだとお年寄りでも十分楽しめると思う。

ここは『もみじ林』。
紅葉(こうよう)と紅葉(もみじ)は同じ字を書くけど、ここは『もみじ林』。
地面を見ると、たぶんカエデの仲間の赤ちゃんの手みたいな真っ赤な葉っぱに覆い尽くされてたんだろうなと簡単に想像がつくほどの落葉だ。

葭原観音堂から忠霊塔を抜け、富士見台へ。
天候に恵まれ富士山もしっかり拝むことができました。
そして修善寺で療養していた夏目漱石の碑をみて結核の病状が思わしくなく苦しんだ漱石に思いを馳せる。

葭原観音堂

流石に12月も真ん中になるともみじは観れませんでしたが、それでも少しは残っていたのでこれもまた侘び寂びと思い楽しみました。
来年は見頃の時を狙って再訪したいと思います。

修善寺には「虹の郷」という紅葉の有名スポットもあるんですが、こちらは経営難で休園が決まっているようです。
引き継いでくださるスポンサーさんを探しているようですが、心ある方が引き継いで頂けることを願って止みません。

富士見台のお地蔵様

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